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研ぎの事例

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中華包丁の研ぎ直し

中華包丁
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研ぎ屋からの一言 / Comment

中華包丁の研ぎ直しを行いました。
中華包丁とは、日本の菜切りを大きくしたようなイメージでしょうか?
ちなみに中国語では「菜刀」と表記するみたいです。
まずは研ぎ直し前の画像を見てもらいましょう。
サイズ感がわかりずらいかもしれませんが、刃渡り220mmですかね。
なので思っているより大きいと思います。
でも、これが中華包丁の標準サイズみたいです。
重たいし、これを使いこなす中華料理人は凄いですね!!
この包丁、使い込むうちにビフォア画像のように真ん中が減ってますね。これでは使いづらいです。
新品の状態の刃は、一直線で切っ先、持ち手、端の方が少し上に上がっています。画像では若干ペンで書いているラインです。
しかし、今回は依頼者の意向で、三徳の刃のように、切っ先に向かって上げていく感じにして欲しいとのことでした。こうすれば柄が上向きになり、以前より力が入れやすくなると思います。ただ中華包丁の重さを利用した、持ち上げ、降ろす様な切り方のフィーリングが変わってしまうと思いますので、注意は必要かと思います。
アフター画像の中華包丁を研ぎ直しましたが、パッと見たかんじそんな変わりないかもしれませんね。
刃の角度を調整し直し、さらに切っ先を少しあげています。
若干、柄が上向きになったのは感じれますかね?
研ぎ直しで切れ味はもちろんのこと、使いやすくなる可能性も?!!?
包丁のメンテナンスは万全ですか?!
美味しい食材をさらに活かすための研ぎ直し、お待ちしております。

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